今回は中深海。
前回 船中最下位(小2・大1の3匹)だった
オニカサゴ リベンジ釣行。
前回の反省を生かして なんとか5匹は釣りたいものだ。
前回の釣行後に船頭さんからいただいたアドバイスをもとに
いろいろな作戦を練ってみた。
・エサをどうするか
・タコベイトをどうするか
・誘いをどうするか
・仕掛けをどうするか
・合わせをどうするか
いろいろと試してみることに。
今回の秘密兵器?タコベイト各種。
針にタコベイトは付けないでいいという方も多いが
深海で落ちてくるエサを待ち伏せ捕食する魚なので
目立たせた方がよさそうだが…
目立ちすぎてもよくない?のかも。
一般的にはオレンジグローがいいみたいだが
実際に暗い部屋の中で見ると別の色に見える。
ピンクグローの方がオレンジ色に光って見える。
これらのタコベイトを半分または3分の1に切って
針にさした上からサバの切り身をつける。
1日通した結果としてはピンクグローがいい感じだった。
釣り開始直後 最初の流しから根掛かり(>_<)
底に何もないような平地では良型は期待できないので
根掛かりを恐れていては釣果は望めない。
仕掛けが切れたようで回収しようかと思ったら
あれれ?今度は電動リールが動かない(゜_゜)
ダメだこりゃ。
いきなり予備タックルで釣ることに。
瀬戸内は朝から風速10mを超える爆風だったようだが
西寄りの風にはめっぽう強いここは
朝から凪?のパラダイス
しかし、沖合は大荒れのようで
ドローンとしたうねりの高さが2〜3m…
根魚釣りにとって うねりは大敵。
底取りをキッチリして 海底で仕掛けを落ち着かせないとアタリはでない。
竿を持ったままじっとしていても
うねりでオモリが海底で2〜3m動いてしまう。
うねりに合わせてロッドを下げないと海底をキープできない。
前回は釣具屋のエサをいろいろと使ってみたが
他のエサは使わずにサバ一本勝負。
今回はサバをスーパーで仕入れて自分で包丁切り。
市販品は切り身が小さかったり薄かったりするので
好みの長さにいろいろ切ってみた。
サバは国産の塩サバ・生サバでもノルウェー産の塩サバでも
細くて長くて適度な厚さがあればいい感じ。
自分で切り身を作った方が大きさも調整できるし安く済む。
微風快晴とうねりを除けばコンディションは悪くないのだが
底潮が悪いのか魚からの反応はない。
ムツ針は針先が内側に向いたネムリタイプなので
アタリがあってもしっかり食わせて
しばらく待ってから合わせると言われている。
しかしオニカサゴはエサを食べるのも下手だし
一度加えても吐き出すことも多いようで
針はふところの広い伊勢尼などの普通の針で
アタリがあれば即合わせをする方がフッキング率があがるようだ。
今回は即合わせでいく予定だが
根掛かりの多いポイントなので針はやはりムツ針でいくことに。
最初のアタリで
小さいけれど本命 小オニ
狙っているのはこんなサイズじゃないんだけど。
ほどなく感じのアタリがあって
フッキングも成功。
今度は本命 大オニ。
40cm級になると 海面でも大暴れ。
タモ入れするまで油断できない。
誘いはエサが底を引きずらず
海底からあまり離さず(30cm以内)
常にフワフワと底周辺でエサが漂うように
30秒に1回程度 底を取り直しながら誘う感じ。
根の荒いところほど 良型が潜んでいるので
底取りの間隔を短くして
根掛かりを恐れずに底スレスレを攻める。
しかし 予備タックルの方も根掛かり高切れ連発させて
ラインがなくなり戦闘不能状態に。
これから最後まで壊れた電動リールを
手巻きでがんばらねば。
手巻きにしたせいか?
アタリが出だした。
中オニ。
昼前に少し風がでてきたが
うねりがとれてきたので
逆に釣りやすくなった。
あれに見えるは 松竹丸と室戸岬
昼までで
前回と同じ3匹
まだ船中5匹くらいしか釣れていないみたい。
午後からは太平洋とは思えないほど
波の高さ5cm?の超べた凪になった。
予備タックルのラインがなくなり
しかたなく壊れた電動リールを手巻きで巻いているんだけど
120号オモリの天秤仕掛けに食い付いた大オニを
手巻きで150mの海底から引きずりだすのは
正直しんどい。
昼からは潮がよくなったのか
いいポイントに入ったのか
3匹追加。
他の方もポツポツと本命を追加して
ちょっとにぎやかになってきたところで
終了〜
前回は船中35匹のうち3匹と足を引っ張ったが
今回は船中12匹のうち6匹と
アタリの少ない中 何とか数を伸ばすことができた。
何とかリベンジ成功?
このあたりの良型のオニカサゴも釣られてしまったのか
数がそれほど揚がらなくなったみたい。
オニカサゴ釣るより ジグでアカムツ釣る方が簡単ですよ〜
という船頭さんの言葉にちょっと心動かされるのであった。
本日の釣果 オニカサゴ 6匹